植物生理学と植物育種学:イネを中心に with 東京農工大院生(農学専攻)

2023.5.21 (日)

植物生理学と植物育種学:イネを中心に with 東京農工大院生(農学専攻)

名前、所属

ダム
東京農工大学農学府農学専攻生物生産科学コース生物生産科学プログラム

研究テーマ

現在私はイネの種子休眠性の研究をしています。種子休眠性は、種子が十分な発芽能を持ち、かつ発芽好適条件下においても発芽しない現象のことです。種子休眠性を制御できれば、収穫前に発芽して米の品質を下げる「穂発芽」を防いだり、種まき時に発芽をそろえたりすることができ、農業上重要です。

お客さんへのメッセージ

今回は植物生理学と植物育種を絡めたお話をします。現代の植物育種をする上で、植物の生理についての理解は必須です。話のテーマとしては、「植物ホルモン」や「光合成」など、植物特有の生理機構や、それらと植物育種の深い関わりなどを考えています。皆様、ふるってご参加くださいませ!