名前、所属
宮森みどり東京藝術大学 美術研究科 先端芸術表現専攻
研究テーマ
わたしは、自身の作品である身体表現の実践の中で、「俳優の身体論」について考えています。自分ではない誰かとして演技するとき、俳優の主体はどこにあるのでしょうか。また、生活の中で押し付けられたパブリックイメージをなぞるように役割演技をするとき、主体はどこにあるのでしょうか。
お客さんへのメッセージ
例えば私はいろんな役割を演技して暮らしています。学生である自分、作家としての自分、仕事中はウェブデザイナーとしての自分。生活の忙しなさのなかに掻き消えてしまう、ほんとうの「わたし」の素直な言葉を思い出すための装置として「役割を脱いだり着たりする」方法を提案します。