名前、所属
田中智章(たなか・ともあき)
東京大学 大学院人文社会系研究科 修士課程
研究テーマ
古井由吉をはじめとした1970年代の文学を、世界を意味づけ直す種々の試行として読むことを試みています。ナラトロジー、特に小説における視点(人称)と時間のメカニズムに関心があります。
お客さんへのメッセージ
多くの人が高校の教科書で読んだ(読まされた)であろう夏目漱石『こころ』をめぐって、1980年代に論争が勃発しました。今回は、この『こころ』論争を軸として漱石の『こころ』を読みなおします。「読むとは何か?」「文学を研究するとはどういうことなのか?」といった問いにまで話を広げられればと思っています。漱石ファンもアンチも大歓迎です。