名前、所属
ベア会社員
研究テーマ
ソーシャル・サポート研究の文脈で、男性の頼りづらさと社会構造の関係について研究していました。男性は女性と比べてサポート、つまり相談や話を聞いてもらえる相手を確保することが難しいことが繰り返し指摘されてきました。
私の修士論文では、男性の頼りづらさには本人の社会的属性、特に雇用状態が関わっていることを明らかにしました。
お客さんへのメッセージ
"男性の生きづらさは、この近年SNSを中心に爆発的な広がりを見せ、広く言及されるテーマとなりました。しかし一方、学問的な蓄積はまだ乏しく、各々が自らの苦しみを表現するのではなく、憎しみをぶつけ合うメディアとすらなっています。
このような中必要なことは、何が明らかなことで、何が分からないのか、何が社会構造上ある男性の生きづらさなのかを、掬い出そうとする作業だと思います。
当日は微力ながら、皆さんと一緒にこの問題を考えられれば何よりです。"