「京都で植物を書く・詠う」

2024.4.29 (月)

「京都で植物を書く・詠う」

お名前、所属先、研究テーマ

仲町六絵
小説家・放送大学大学院修士課程人文学プログラム修了
京都を舞台とする小説を書いてきました。平安時代の歌人・小野篁が現代の京都でさまよう魂を導く『からくさ図書館来客簿』シリーズ(KADOKAWA)、京都府立植物園の職員と「植物の探偵」が植物にまつわる謎を解く『京都西陣なごみ植物店』シリーズ(PHP研究所)など。 昨年修了した修士課程では、室町時代の皇族・伏見宮貞成が、唐物と呼ばれる舶来品をどのように扱ったかを修論のテーマにしました。

イベントテーマ

京の都で和歌に詠まれた植物や、仲町作品に登場する植物たち、そして京都と植物のさまざまな関わりについてご紹介します。

バーテンダーよりお客様へメッセージ

桜や紅葉の季節、京都には多くの観光客が訪れます。けれど他にも、京都で愛され続ける植物は無数にあります。愛でる対象として、和歌の題材として、信仰の場を彩るものとして。
『からくさ図書館来客簿』シリーズや『京都西陣なごみ植物店』シリーズなど自著に書き表した植物だけでなく、和歌に詠われた植物や、室町時代の日記にみられる花生けの会も交えて、京都と植物の関わりを語ります。

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