「酒飲みの室町時代」

2024.6.16 (日)

「酒飲みの室町時代」

お名前、所属先、研究テーマ

仲町六絵
小説家・放送大学大学院修士課程人文学プログラム修了
天皇と将軍が京都で共存していた、室町時代を研究しています。金閣寺や銀閣寺ができた時代でもあります。室町時代に中国大陸から入ってきた輸入品(唐物)が、勝負事の景品になっていたことを修士論文にしました。小説は『からくさ図書館来客簿』シリーズ、『おとなりの晴明さん』シリーズ(KADOKAWA)、『京都西陣なごみ植物店』(PHP研究所)シリーズなど。

イベントテーマ

後花園天皇のお父さん、伏見宮貞成(ふしみのみやさだふさ)が書いた『看聞日記』。お酒に関する記述を拾っていくと、当時の風潮を垣間見ることができますよ。

バーテンダーよりお客様へメッセージ

室町時代の皇族の日記『看聞日記』には、飲酒に関する記述が多々見られます。お寺に招待されてお風呂に入った後みんなで酒宴をしたり、飲んで吐くのを「当座会」と呼んだり。酒による刃傷沙汰の解決を警察(そんなものはない)ではなく領主が行ったり。殺伐と風雅が交錯する室町時代の酒飲みについて語ります。時間は19時から23時まで。ほうじ茶を無料でお淹れします。

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